June 18, 2009

眠れない夜に考える巨人たち~越智をきっかけとして

眠れないので、野球の話でも。

越智のことを考えていた。

越智というのは、読売巨人軍(ジャイアンツだから巨人て、って思うよね)の若き中継ぎ、山口と二人風神雷神と呼ばれるピッチャーで、中継ぎでてくる元気のいい投げっぷりのピッチャーだ。
結構力が入ってあらぬ方向に行ったりワンバウンドになったりするのがご愛敬だな、とか、巨人なのに髪が割に長いとか、そういった印象をもっていた。
越智が早稲田出身だということはつい最近知ったのだが、往々にしてそこらへんから始まるのだ、ひいきというものは。なにー早稲田か。しかも巨人か。そら応援するよ。という感じになる。
しかし中継ぎ、基本的には1~2イニングしか彼の雄姿を見ることはできない。でも連日見れたりはする。

そして今日の西武戦。ゴンザレスに代わってマウンドへ上がり、ボカチカ(入墨とか入ってる)への第一球がいきなりデッドボールというこの越智っぽさ。いかん、いかんよ、と思いながら楽しい。ちゃんとそのイニングはおさえて9回まで投げる。
実は越智は前の試合でも7-3でリードしているところでマウンドへ上がって3点被弾して一点差にするという若さを見せ付けてくれている。

そして今日のお立ち台には古城と越智(古城は代打でHRを打った)。あ、越智なんだ。


越智の何がいいって、全体的な雰囲気。まだとんがってるけどわきまえてて、野球漫画みたいな一連のモーションが。腰を曲げてまるで芝目でも読むようにぐっとバッターを見つめる。力のこもった速い球。投げた後の脚が上がってしまう、振り切った感。帽子を脱いでかぶりなおす所作。子供っぽい顔。


ついでに言うと、古城の笑顔はいい。キムタクもいい。
亀井はバッターボックスでの立ち姿がいい。姿勢がきれいで清潔感がある。
逆に阿部の立ち姿もいい。安心感のあるフォルム。
坂本は少年ぽいところがいいし、鈴木は外野で守ってるときの様子がいい。
グライシンガーは目に表情ないしなあ。そこがいいんだけど。


毎日野球が見れる生活っていいよなあ。

いくつかのささやかな夢というのがその時々にあるのだけど、それが時には「皇居ピクニックで透明なカップに段にして入れた三食ご飯を誰かとデートで食べる」というものだったり、「朝マック」だったり、「きりんときりんの間を通る」だったりするのだけれど、今のところ追加されたのは、「ビールと餃子のある状態で巨人戦を観戦し、twitterにリアルタイムでつぶやく」だなと思う。

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