July 1, 2010

面談週間

今週は面談週間で、毎日出勤している。で、保護者の方々とお話している。授業の様子とか進路とかあと夏期講習とか。で、帰宅が23時とか24時とかそんな感じ。リハビリのつもりが普通に8時間労働してたや。

その場には子どももいて、初めて会う保護者の方とかもいて、結構面白い。
この子のお母さんってこういう人なんだ、とか。子どもは大人しいけど親ははきはきしているとか、子どもは落ち着いているけど親が若い(きゃぴきゃぴしている)とか、結構意外な感じである。全体的にお母さんが来る。まあそうか。

で、なんというか、まあそういうもんなのかもしれないけれど、親御さんって人前では結構「うちの子はだめで」って言う。うちでは全然勉強してなくて、とか、最近言葉遣いが悪くて、とか、意識が低くて、とか。しかも結構できる子の場合でも言う。

で、うちはそれ無かったなあと思い。
親に人前でけなされたことってほぼ無い。積極的にけなすこともないし、先生に褒められても、そうなんですか、としか言わなかった。というか寧ろ、妹が家庭訪問で先生に「いい子すぎてちょっと浮いてしまう」みたいなことを言われたことがあって、「は?」ってなって、先生が帰ってから結構「意味わからん」みたいなことを両親そろって言っていた。うちの家族はいつだって家族の味方である。親バカとか姉バカとも言う。

でも、結構そういうのって、人格形成上かなり作用してるんじゃないかしらと思う。私にあんまり敵対心とか猜疑心とかがないのはそのせいじゃないかと思う。誰かに否定されて、誰かを否定してやるみたいなことがない。まあ母がクリスチャンで、全てにおいて相手自身を否定することが無かったからというのもあるかもしれない。相手の行為を否定することはあれど。詳しいことはわからない。ただ、結構それだとやわくはなる。


それにしても、生徒を手放すのが惜しい。高校生を一人違う講師に譲らねばならん。悲しい。
この子がまた、文句ばっか言うのに実はかなり素直で、しかも頑張り屋で、実は優しい。文句言ったり一回「なんでよ」「めんどくさい」って拒否するのはポーズで、しかもかなりすぐ言うこと聞く。直後にとりかかる。なにそれ超かわいい。むしろ一回拒否された方が一手間かかる分かわいい。何だったのその拒否、っていう。
結構つっぱってる子っていってもこういう子が多くて、なんかこれ所謂ツンデレじゃん、と気づく。萌えの対象である。これか、これが萌えか!


本当は、今日現代文でやった「言葉」についての文章を引用してなにやら思ったことを書こうと思ったんだけど内容忘れて書けなかった。確か、言葉の身体性を離れたところが不可思議でその理由が何とか書いてたんだけどその理由に感心した気がしたんだけどそこを忘れた。
あと、今「パンドラの匣」読んでいます。太宰の。あの人お道化のふりをして頭いい実は。まあそのうち。

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