July 18, 2010

伊坂幸太郎ファンって結構多いのだと思うのだけど、気を悪くしないでほしいというか気を悪くすると思うからごめんなさい。
「オー!ファーザー」読み始めてみた。妹が図書館で借りてくるから。
だめだ。無理。むーりー。

あの会話がだめだ。いらいらする。

で、他にも以前永い人に誰かの本を薦められたときに数ページ本を読んだんだけれど、男の子と女の子のからみで、幼馴染かなんかを起こしに行ったらその女の子が寝起きで抱きついてきて「・・・充電」とか言うので仕方なく僕はそのままになっていた、みたいな、みたいな。そういうシーンだったのだけど、というか多分ミステリだから後半もしかしたら面白いんだろうけど、でもそういうのこれから何回か出てくるんでしょ。ちりばめられてるんでしょ。

って思って、買わなかった(というか大概彼の薦めた本は買わなかった)。

伊坂氏の本は、結構勧められて読んだのだけれども。多分inoとかにも。
申し訳ないのだけれど、あんまり合わなかった。他の作品のなかでも会話が嫌いとかいうのではなくて。うーん。全体的な品というか、すごいでしょ的な雰囲気とか、気の利いた一言でしょ的な感じとか諸々。娯楽なんだからしょうがないけど、浅い。

同じ娯楽でも、私は横山秀夫とかの方が好きなのだ。そして多分東野圭吾とかの方が好きなのだ。村上春樹はもっと好きだ。だってあれば深いもの。まあ少し微妙な性描写あるけど。
で、いわゆる純文学ならばもっと好きだ。

森見登見彦もちょっとそういうとこがあって。
お友達パンチ、とか、もうこの要所要所でいらっとくる。

なんだろうなこのいらいらの正体。
軟派だから?ぶってるから?それが面白いと思ってるから?気が利いてると思ってるから?
いや気が利いてるのはいいんだよ。気が利いてないのに気が利いてると思い込んでるのがよくないんだ。
文学性がないから?人間考察が中途半端だから?物事を一面からしか捉えられてないから?
真面目じゃないから?

じゃあお前が書いてみろよって言うんでしょ。

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