July 24, 2010

かっこいいについて、二点ほど

・かっこいいの伝染
かっこいい、って、伝染するなーっていうこと。
例えば、F1でドライビングテクニックがかっこよくて、おおおかっこいいって思って、そしたらその人の顔も雰囲気も、特にかっこよくなくてもかっこよく見えてくる、ということがある(例:アロンソ)。
そうすると、ドライビングテクニック関係無しに、顔だけ似ている違う人もまたかっこよく見えて、もうそういう系統の顔はかっこいいっていうことに自分の中での価値観ができてしまう。(例:シャビ)
しかし、例えば顔がまずかっこよくて、その人のドライビングが微妙でも発言や言動が微妙でもかっこよく見えてくるかというとそれはなく、むしろその顔が微妙に思えてくる(例:バトン、ライコネン)。顔がいいと思って、なんて思ってしまう(いくらかっこよくても好きでそういう顔に生まれたのではないから、その人の責任ではない、勿論。所謂「かっこよく」生まれたくはなかったという人も沢山いると思う)。そっち方向の伝染は無いのだなと、思う。

で、シンデレラというコンビの畠山さんという芸人の人がとても好みのタイプなのだけど、その人の漫才を一度たりとも見たことはなく、その人が面白くないとか、言動が残念だとか、そういうのでかっこよく見えなくなってしまうことを恐れている(久々に見つけた逸材だから)。恐らく漫才ではあまり芽が出ないのだろう、幸いにしてテレビで放送されることはなく、今まで難を逃れている。というか、彼は漢字が得意ということを売りにしているので今のところ「Qさま!」と「平成教育学院」以外出演しないのである。ロザン宇治原とめっちゃ競合している。ところで宇治原が所属するところのロザンというコンビは、漫才は面白くないけれど勉強ができるので、「京大芸人」という本を出して売ったり、勉強のDVDを作ってある塾限定で見ることができるようにしているらしく、そのビジネスモデルは注目すべきところがある。
あ、脱線。


・かっこいいがかっこわるいを包む時
かっこわるい、というのの中にも、かっこいいかっこわるさ、というのがある気がする。
かっこいい負け方、とか、かっこわるいんだけどそれを敢えてやるところがかっこいい、とかそういう。
うわーかっこわるいなあ、けどそこがかっこいいなー。っていうことがあるじゃないですか。
何を見てそう思ったのか忘れてしまったのが悔しいけれど。演劇とかかな。
うちは三姉妹なのだけれど、姉妹にしてはあんまりキャピキャピしていない。余所のうちではもっとジャニーズの何とか君がどうのこうのとか、ポスターが貼られてるとか、あるらしい。で、うちはどうかというと、幸いポスターは貼られていなくて、下敷きやうちわもなくて、あるとすればmixiのtop写真がある時アロンソになっているとかそういうことくらいである。
で、ここ数年高校生の妹はラーメンズの小林賢太郎と野村萬斎が好きだったのだけれど、最近「戸次さんがかっこいい」と言い出した。戸次重幸さんという人らしい。誰?って思って、言われるままに写真を見たけれど、やはり知らない人だった。
で、その人の出ているドラマの予告編というか第0話というのを見せられたのだけど、とっても演劇人だった。この人はかっこわるい芝居をやるいわゆる三枚目で。
で、多分妹はこのかっこわるさに惹かれたのだろうなと思う。そんな感じ。劇団上がりの人にはなんだかそういうかっこよさがある。ちなみに妹は大森南朋も好きである。あの人はちょっとタイプが違うけど。あの人かっこいい役やりすぎである。


固有名詞が多めです。知らない人はスルーしてください。

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