July 16, 2010

詩へ

ジュンク堂に行ってきた。

今回は初めて詩の棚に行ってみたのだ。やはり初めて行く棚はよい。とても興味深い。
おそらくはNHKの先日の100年インタビューが影響しているのだろうけれど、谷川俊太郎がたくさんあったし、かつ「詩とは何か」的な本が結構あった。まあ谷川さんは今や一番知られた詩人だろうからそもそも多いとは思うのだけれど。
この人も詩を書いてるんだ、というのもあって。吉本隆明とか辻仁成なんかも詩集が出ていた。へええ。

そして、有名なものについては、初版本の装丁を再現した愛蔵版というのも出ていて。


「春と修羅」とか「二十億光年の孤独」とか「蛙」とか、普通にほしい。でも今フリーターだから買わない。
結局は岩波の草野新平詩集を買いました。元々草野新平を読みたいと思って詩の棚に行ったのだった。

実は谷川さんの詩を探していたときに見つけたブログがなんというか結構本格的詩ブログで、それまで詩のブログというと結構詩人さんのブログだったりしたのだけれど(なので詩的な文章とか詩それ自体が綴られている)、このブログは専ら解説に徹しているというか。しかもかなり長く続いているようで。
今まで詩というものをちゃんと説明されたことが無い(もしくは覚えてない)ものだから、この際ちゃんと読んでみようかしらなんて思ったのである。
詩についてある程度わかったら、味わい方も今みたいに雲をつかむような感じではなくなるのだろう。

でもな、なんだかんだで結局最初の端緒はNHK「にほんごであそぼ」な気がする。最初はなんて前衛的な番組だ、萬斎使うとかすごいな、と思っていたのだけど、あの、日本語を心に響かせる技術は素晴らしい。視覚にも、聴覚にも。いちめんのなのはな。
私は本で詩の勉強をする前に、早急に「にほんご」のDVDを買わなければならないのではないかとは思っている。

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