March 31, 2011

近況

・沈黙することを許されていないこと
沈黙することを許されていないというのはすごくしんどいことだなあと思う。ほぼ日なんかを見てると本当にそう思う。もちろん糸井さん自らそういう風にしたのではあるけれど。
しゃべりたい時にしゃべれるのはいいし、それをたくさんの人に読んでもらって影響を与えることができるのは楽しいと思うけれど、沈黙していたい時だってあるに決まってる。悲しい時も苦しい時も言葉を紡ぎ続けていなければいけないなんて、それが仕事だとしても、大変なことだ。しかも見ている人達は必ずしもその紡いだ言葉を仕事でやっているのだとは見ずに、糸井さんという一人の人間から出てくる言葉だととらえるのだから。糸井さんの書くような文章というのは、そういう文章だ。

ある程度の高いレベルの言説を用いることが出来ないのならば、沈黙の方が有効であることは多い。話すことは隙を作ることで、反論の余地を与えるということである。話者というのはそれを承知でしゃべるのであると思うし、それを捌くのもあしらうのも無視するのも話者次第ではあれど、反論に晒されるストレス自体は覚悟するのである。
でも沈黙をしていれば、劣勢になることはあっても、足元をすくわれることはない。沈黙はいろいろな意味を含みうる。でも決定的な意味を本人が明かさない限りは明らかにされない。だからその沈黙は推測しかされない。

それに、攻撃されるされないにかかわらず、沈黙していたいときというのはある。


・震災後に制作されたACのCMは気持ち悪い
ポポポポーンはよくても、SMAPやトータス松本は見ていられないのである。
自分がこんなに全体主義的な雰囲気に反発を覚えるとは思っていなかった。気持ちはわかるんだけど、どうもだめだ。


・そういえば、また上京してます
水など気にならないことはないけれど。

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