October 22, 2010

parallel

東京都心はパラレルワールドらしいよ。
相対性理論はすごいな。

沖縄に戻ってきたら、ああ日常だと思ったけど、東京へ行った時も、ああ日常だと思って。京都に行けば行ったで、地下鉄を普通に乗り換えて、iPodで音楽聴いて、四条烏丸に行ったのも知らない度は銀座に行くのと同じような感覚。
つまりはそこにいる間それが日常というか、そこが世界のすべてで。
世界は簡単にくるりとひっくり返る、と言ったのは江國香織だけど。

で、パラレルにつながった。

考えてみると違う場所に同時にいられないのだから、そのときそこではない場所は別次元というか、まあ次元は同じなのかもしれないけどある空間上の一点と一点で、交差しないわけで。別ワールドなわけで。
それが急に電話でつながったり、テレビの映像でつながったり、Webでつながったりして、ああここ以外にも世界があるのだなと認識する。それらが無い時代は本当に世界が断絶されていたんだなと当たり前のことを思う。たとえば、山とか、海とかによって。だからこそ山や海は偉大だし畏怖すべきものだったような気もする。

改めてすごい時代だな。
リアルタイム。
ここ沖縄だよ。
友人がどっかの島で星空を眺めながらツイートするのを、銀座で羨ましがる別の友人。

みんなが同じものに触れられて、共有できる。

距離は距離でそこに実在して、でも精神というかその人間の中身だけが自分の指先から出る文字とか、声とか、そういうのを使って別次元のWebっていう世界で、パラレルワールドで、出会っているなと。
こんなの想像できた?

まあ、今あたりまえのこと言ったけど。
あたりまえってのがまたすごくない?

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